オープンソース・ソフトウェアとうまく勝負するにはどうするか

[Editor’s note: this is the Japanese translation of “How To Successfully Compete With OSS“, which I prepared because some Japanese blogs were apparently interested in the topic.]

[備考:自分が書いたHow to Successfully Compete With OSSがいくつかの日本のブログからリンクされましたので、和訳してみました。母国語ではないですから、おかしい言い方があれば教えてください。仕事外あんまり書かないので練習しないと行けないですけどね。]

時々、Business of Software (ソフト業界の掲示板)で「オープンソースソフトウェア(以下、OSS)に勝負するに意味あるか?ただだから勝ち目はないだろう?」との意見が出ます。もちろん、Joel Spolskyさんなどが説明したように、OSSにでも勝てるのです。特にHacker News (他のソフト業界の掲示板)で書かれた「Enterprise系ソフトで当然に勝てる」とのコメントが気に入りました。ただ、B2Cに関する議論がほとんどなかったです。無理無理無理と言われたことは少なくないが、B2C(Bussiness To Consumer,つまり、企業が素人に売ること)でも、値段が0円であるOSSに勝てます。

資格とは言いえないが、少し経験あり:両親や先生のためにビンゴカードを作成するソフト Bingo Card Creatorをやっています。B2C中のB2Cです。去年度の売上は2百万円程度で、今年は増加して、4月末まで給料を超えるだろうと思います。始めた2006年7月に、同じ問題を解決しようとする二つのOSSがもう存在しました: BingoCardMaker とbingo-cards.  (相変わらず、我らプロぐラマー達は意味深い名前を付けるのに上手でしょう。)

よって、下記のOSSに関する議論はFirefoxなどの一流なプロジェクトではなくて、OSSの残りの99%です。人が使っているのに、一度も聞いたことのないソフトです。すべての有料ソフトはMicrosoft Officeじゃあないと同じように、OSSはFirefoxには限らないのです。

OSSも好きですからあんまり怒らないでください!:私的活動でも仕事でもOSSを使っています。コードを共有したり、自分のプロジェクトを時々開封したり(私のshopping cart を使えますよ)します。OSSが好きです。OSSか有料ソフトかどちらかが生き残るなんて思えません。

したがって、「OSSにするのに、こうすればいい」とアドバイスを書くとき、残忍冷酷戦略会議なんてないですよ。ユーザのニーズに応じて相応しいツールを見つけてほしいのみです。(時々それによって儲かったら、まあ、いいでしょう。)

OSSよりうまくできるものと言いえば

1)  マーケティング

ユーザには問題があります。ソフトは問題を解決するツールです。と言っても、ユーザは「ソフト不足」との問題を意識していません。

1%以下のユーザが「問題はソフトが足りない」と意識している:あなたのソフトがビンゴカードの作成のためであろうか何のためであろうか、ユーザにすでにあった問題を解決するものしかすぎません。もう解決しようとしたはずです。失敗を繰り返して、イライラして、検索エンジンでソフトを示さない「how do I make bingo cards」とか単純な質問を聞いたでしょう。数学的にいうと、去年度検索してくれた14.5万人のお客さんの中、800人しかソフトを検索しなかったです。「ダウンロード」などの専門用語を使った人を入れても、97%以上はソフトを問題としなかったのです。

OSS活動はソフトに注目し、ソフトでできることを無視する:OSSのサイトを開いてみてください。どれでもいいです。うちのソフトはどのこの、ソフトの実装方法、ソフトのバグトラカー、ソフトのML、ソフトなんてうんざりほど書かれているでしょう。problem domain (ユーザが苦しんでいる問題範囲)に関してなにひとつも書いていないでしょう。「このサイトを見ているなら、もうソフトが要としている」という非常識のせいです。

もし、あなたのプロジェクトのユーザがソフトが要としているとのスタンスでマーケティングすれば、problem domain向けのSEOを行わないでしょう。ソフトが好きなオタク同士ではなしていて、ソフトがただ家電商品に近いと思う一般人には広報しないでしょう。(自分のソフトを好評してくださったお客さんはソフトがイヤです。パソコンに興味があるから使うひとではなくて、ご家族と再会するのにパソコンが一番はやいという人なんです。)

2)  デザイン

[翻訳は思ったより時間かかったので明日終わらせます。よろしくお願いします。]

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  1. How To Successfully Compete With Open Source Software: MicroISV on a Shoestring - March 18, 2009

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